双子座新月ー本当の価値、資源は私自身の体験してきたことー

5月23日、双子座新月となります。
今回の新月は総ての天体が東半球にあることから、「自己像を発達させ、自己主張していくこと」がテーマになりそうです。

自分とはどんな人?
どんな背景をもっている?
どんな生き方をしてきて、どこに向かっているの?
どんなことが好きで、何を求めている?
どんなことが嫌いで、何を怖がり、避けている?

新月は月と太陽が重なっている時。
今回は2ハウス、双子座にあります。
ここでは、成功と失敗の両面からの体験を通して学ぶことが「自分の資源が何であるかを知る」ことにつながることを示しています。
また、自分の両親、育ち方、体験、とりまく社会など、変えようのない、土壌や宿命も受け入れられると、自分の資源と思えるようになりますね。
それは、自分独自の人生観をつくっていくことに繋がっていきます。

逆に、自分の持つ資源に目を向けずに、経済的成功や社会的地位、学歴など、外側の評価に囚われてしまうことは、
他者と比べて、羨ましい、妬ましい、という思いに縛られ、自分の考えや人生観が確立できなくなってしまうことにもなりかねない。

ここで、月と太陽と手を繋ぐ10ハウスの土星、木星、冥王星の学びを活用することで、月と太陽の示す力も高めやすいようです。
10ハウスも示しているのは月と太陽の2ハウス同様、地位や経済的価値、外見など外側の評価にとらわれないこと。
また、親の期待を前提にしないで、自分の本質や資源と調和して自己表現することも伝えています。

振り返りたいのは
○結果が早く欲しい、と必要以上に望んでいないか
○今あること、あるものに目を向けて感謝できているか 
○望まない惰性で過ごしていないか、
 自分の本音に目を向けているか

いかがでしょう?
これらを振り返る中で、自分の理念をしっかり打ち立てて、長い視点で物事をみること、
社会に貢献する自分の道を見つけること
にも繋がっていく、と感じます。

自分の価値や自分の持つ資源、を考えた時に
きゃー、私には何もない!
何か資格をとらなくちゃ!
何か大きなことを成し遂げないと!
何かいいもの持っているかしら?!
という方向へ思いが走り出す方はいらっしゃいますか?

そうじゃなかった。
今まで体験してきたこと、それ自体に価値を見いだす。
おかれてきた環境、背景、出来事、良かったことも、残念だったことも、何でもない、と感じてさえもいないことさえも。

ー本当の価値や資源は自分自身が体験してきたことー

ここを新月は伝えてくれているようです。

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わたなべめぐみ