蟹座新月ー心の渇き、自分を支配するパワーに気づくー

6月21日 3:41 かに座新月を迎えます。

天体が西半球に集まっていることから大きなテーマは「他者との関係、他者との協力に目を向ける」。

ですが、逆に他者の言葉や視線で自分軸がぶれやすい傾向もありそうです。

心掛けたいことは

「自分軸に帰り、自分の価値観を構築する」

「自分にとってうれしいこと、求めていることは何かを認識する」

ということ。


今回の新月は太陽と月が8ハウス蟹座に位置しており、潜在意識や心の渇きのような自分の深いところにあるものに目を向けざるを得ない時期のようです。


これはただただ闇に向かうというのではなく、

「心の闇を理解して、自分を支配しているパワーに気づき、抜け出す」ことや、

「心の渇きを他者に満たしてもらうのではない」ということがわかるタイミングなのかな、と思います。


社会に目を向けてみると、新型コロナウイルスの影響で、今まであった組織やルールのひずみ、見て見ないふりをしていた人間関係や労働のあり方、など、「これで仕方ないよね」と流していたことを見直して、未来に向けて何ができるのか、社会的にも個人の生活に落とし込んだレベルでも変えていくことが大切だ、と感じている方も多いのではないでしょうか。


その時に大切になるのが

「自分軸で自分の価値観、自分の求めることは何か、を認識すること」


自分軸がぶれる時、相手に必要とされ、頼られるから価値がある自分を生きてしまう苦しい時に踏ん張れない周囲からどう思われるのか思い悩む、といったようなことが、あるかもしれません。

自分の中の恐れや怒り、満たされない思いはどんなものがあるでしょうか?

心の渇きは何から湧き上がってくるのでしょうか?


どんな負の想いにも寄り添い、受け入れることでひとつづつ、ひとつづつ、未完の想いが浄化されるように思います。

太陽・月の示す、闇について気持ちを向けることになりますが、新月と繋がりを持つ、海王星の「思い込みを手放す、人や人生を疑わずにまっすぐ信じて進む」のメッセージが支えてくれるようにも感じました。

その先で「自分の道を進む」、と決意でき、「自分とは何者か」を表現しながら進むことが始められますように。


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わたなべめぐみ