山羊座満月~勇気と豊かな感受性で世界を広げる~

今年も半分が過ぎ、後半初めての満月です。
満月は山羊座3ハウス、対極の太陽は蟹座9ハウス。
月も太陽も精神的な土台をつくり、自分の安心できる場所、帰る場所を確認していくことを示しているようです。
何かに挑戦しようとする時、また、取り組みが失敗してしまった時、立ち止まり迷ってしまう時、
自分の気持ちを汲んでくれる場所や人、心の拠りどころがあれば、また「やってみよう」「がんばろう」と思えますよね。

太陽蟹座は安心安全を重んじて殻に籠りがちな面もあり、必要な孤独を受け入れコツコツと努力を重ねて進む月の山羊座の性質と葛藤が生じやすいかもしれません。

その葛藤を緩和するために5ハウス牡羊座にあるカイロンと火星、7ハウス牡牛座の天王星からヒントを得たいと思います。

5ハウスは自己表現の場所。
誰もがどこかで感じてきた、疎外感や心の傷を癒すために積み上げたり、磨いてきたものがあると思います。それを自分や人のために使うこと。
心の喜びや希望に目を向けて、
誰かが認めてくれる、とか、評価してくれる、とかではなく、
自分は特別な唯一無二の存在なんだ、と思えること。

そこから勇気をもらい、自己表現していけば、安心安全にこだわり、籠っていくよりも、自分の持つ感受性を信じて外の世界につながり、葛藤を乗り越えられる気がしませんか?

月のある3ハウスのインプットとアウトプットの循環が生まれ、コツコツ積み重ねていくことで、同時に太陽9ハウスの自分の新しい世界を広げることに繋がるように感じます。
そんな豊かな循環を少しでも感じられたなら、自分の居場所、心の拠り所はやはり、他者が差し出してくれる、というよりは、
自分で作り上げていく、自分で気づいていく、ことなのかもしれません。

自分の好きなこと、愛情や情熱を注げるものは自分を支えてくれると共に他者と繋がる重要なもの。
自分の豊かな感受性を信じて世界を広げていきましょう。

0コメント

  • 1000 / 1000

わたなべめぐみ