4月23日、太陽と月が10ハウス牡牛座で重なり、新月となります。
新月は自分の心の中にある願いを意識化するタイミング。
計画を立てたり、新しいことに挑戦する、今までと違う方法で物事に取り組むのにもよいとされる時です。
今、誰もが無関係ではいられない新型コロナウイルスの流行。
今までの生活を大きく変えることを求められている方も少なくないと思います。
そんな中、月と太陽をはじめとする天体達が示すメッセージをよんでみました。
月と太陽は10ハウス牡牛座で天王星と共に真南MCに沿って位置しています。
これは今までの常識や慣習、当たり前、と思っていた枠組みを打ち破り、自分だけの役割を見つけて体現して生きることが社会貢献に繋がる、そんなことを示してくれているように感じます。
今、ウイルス蔓延状態に歯止めをかけなければいけないこの時期をきっかけに、今までの価値観を変え、生活スタイルを変える時期だ、と多くの人が感じていることではないでしょうか?
自分にできる役割は何か、様々な人が立場や経験に応じて社会貢献しようと取り組んでいることが今の希望となっていると思います。
コロナウイルスの流行前と比べて、ない、ない、に意識を向けてみれば、本当に、ない、ない、の世界。
牡牛座の闇に「手にしているものが減る、失う、出すことに不安を覚える」ということがあります。また、「安全を目に見える価値、所有物と捉え、持つことに執着する」ということも。
今、まさに揺れて闇の使い方をしてしまいそうですね。
でも、牡牛座新月の力を光としての使いたい!
光としての使い方は
本当の安心、安全、豊かさは自分のハートの中にしかない、ということを知ること。
今、ここにある、自分の暮らしの中に豊かさを見つけ、すでにあるものを大切に、感謝することで愛や幸せ、豊かさが循環して心の安心と安定を得るきっかけとなることを感じようとしてみましょう。
もうすでに体験されている方もいらっしゃるかもしれません。
とはいえ、感染対策への緊張感、お仕事に学校休校や今までしていた気分転換もままならない状況の中、「コロナ疲れ」も確かにあると思います。
新月がそれぞれに手をつなぐ、かに座のノースノードと水瓶座の木星は自分の気持ちをないことにしたり、見えないところで感情を貯めすぎること、自分が良ければよい、と配慮や思いやりに欠けるような現象が起きる可能性を示しています。
できれば温かい気持ちを持ち続けられるよう、お家の中を整えて、居心地のよい居場所作りを心がけたり、自分の気持ちに寄り添う時間を持ち、自分の心のシェルターをつくりましょう。
新月と手を結ぶ木星は今がどんな状況であろうと、逆境の中でも光を見出すことを教えてくれています。
今回の星の配置のなかで小回りが利き、実効性の高い「小三角」の配置をみると金星・水星・火星の組み合わせ。ここは人との関わり抜きには生かせないのですが、関わることでパワフルな行動力を生み出すことができそうです。
他者と繋がり、仲間たちと交流を深め、意思を強くして行動へ移す後押しをし合う。
繋がるのは居心地の良さを感じる人です。励まし合えて、高め合える仲間。
また、他者との関わりが新しい観点を生み出してくれて、自分の世界、器を広げることに繋がり、世の中がより良く変わるための行動を起こしやすくします。
どうしてもお篭り生活が長引くと一人の狭い枠に縮こまってきてしまいそうです。
こんな時だからこそ、リアルに会えない人とも声を掛け合って、お互いの世界を深く広くしていけたら。
今、置かれているこの状況が未来への準備期間となるでしょうし、今現在でも力を与え合えるチャンスになりそうです。
わたなべめぐみ
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