蟹座は感受性、感情を司るサインで気持ちや記憶に寄り添い、癒すことを促しているように感じます。また、新月の位置している2ハウスは自分の才能や資質を知ること、五感を生かしつつ、才能やお金、愛、喜びなど「ある」を知り、認める場所でもあります。
天体の星の配置はたくさんのことを示してくれますが、今回の新月は月と太陽、そして水星が位置している蟹座の学びについて、皆さまと共有していきたいと思います。
自分の気持ちや記憶について、意識的に、もしくは無意識にないものにしていることはないでしょうか?
気になっているけど気にしていないふり、とか、気にとめてもいなかったけれど、急に思い出し、感情が揺さぶられる、とか、思い当たることはありますか?
蟹座は愛し愛され、育むこと、安らぎのオアシスの確立。居心地の良い居場所や愛するものがあることで自分の精神的な土台を作っていくことを学びます。
精神的な土台がゆらゆらしてしまうと、自信のなさや神経過敏や気持ちが不安定になったり、不安が強く自己防衛が強くなり、排他的になることも考えられます。
私は子どもの頃から不安が強く、自分に自信がありませんでした。
「何があっても大丈夫」という安心感が感じられなかったのですね。大人になり、色々な知識や技術、処世術を身に着けて、「大丈夫」を確立させようとしていたように思います。
でも、蟹座の伝える「精神的な土台」はちょっと違う。
何があるから、とか、何ができるから、ではなくて心の基地をもっているか、どうか、なのでした。
自分の好きなもの、帰る場所、大切な人や物事、他者との愛情関係など、自分の中に愛情の泉をもって築いているか。
なので家族との関係だけでなく、自分の好きなもの、好きなこと、居心地のよい人間関係、共感し合える仲間、色々な場所が情緒をはぐくみ、人間性を成長させてくれる蟹座の光を育てる場所になります。
「私の原点、帰る場所はここ!」と自信をもって過ごせている方も、「居場所が感じられない、どこか不安」と感じている方も。
今回の新月で、もう一度自分の気持ちに目を向けてみませんか。
気持ちや記憶をないものに、置き去りにしている感情はないかしら?
気になっているけど、気にしていないふり、していないかな?
感情や記憶を丁寧に見つめて、気づいて、ただただ自分で認めて寄り添ってみる。
私はモヤモヤしていたり、不安な時ななるべくこの作業をしてみることにしています。
だいたい、日々の忙しさにおいてきぼりにしてきたり、忘れていた感情があり、それに気づくとほっとしたり、涙が出たり。
「こんなことじゃだめだ!」なんてないものにせず、「そうか、こんな気持ちを持っていたのか、こんな思いがあったんだな」と自分で気づくことはとても大切で、自分を癒していくことに繋がる気がします。
シンプルな自分を発見すると「大丈夫」という安心感、精神的な土台が整えられてきます。
今回の新月の2ハウス、自分の才能や資質を知ること、五感を生かしつつ、才能やお金、愛、喜びなど「ある」を知り、認める場所でもあります。
蟹座の光を生かして得た「大丈夫」の感覚をもってこの2ハウスの才能や資質、愛や喜びを五感を生かして見つめてみませんか。今まで気づかなかった「ある」を見つけられたらうれしいな、と思います。
今回新月と一緒に水星も蟹座に位置しているので見聞きした情報や他者とのコミュニケーションをきっかけに自分のことを今までと違う角度で見たり気づく視点が得られるかもしれません。
メンバーの綴る、それぞれの生き方、使命に気づく道のりなど、心に添うメッセージを見つけてみて下さい。
こちらは私たちの学ぶ田中みずえさん主宰のギフト心理学×脳科学アカデミアのホームページ
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わたなべめぐみ
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